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Editor's Note

2023年2月21日付

立憲党大会を巡りマスコミ各社が指摘

■党勢停滞、打開策見えず/維新との共闘「砂上の楼閣」

 立憲民主党が19日に開いた党大会を巡って、マスコミ各社は「党勢停滞、打開策見えず」(19日配信「共同」)、「活路なき低位安定」(20日付「産経」)などと同党の厳しい実情を相次いで報じた。

 特にマスコミ各社が懸念材料として挙げたのが日本維新の会との“共闘”だ。立憲は昨年秋の臨時国会から国会対応で維新との共闘を始め、今回の党大会でも、維新との共闘を深める方針を確認した。

 だが、マスコミ各社は「両党には、憲法観や安全保障をめぐる違いが横たわる」(同「朝日」)ことから、立憲と「維新との溝は小さくない」(同「日経」)と指摘。「立憲『共闘』先行き多難」(同「朝日」)、「維新との連携は『砂上の楼閣』」(同「読売」)などと酷評した。

 加えて、立憲の泉健太代表の「積極的な発言が『裏目』に出るケースが目立つ」(19日配信「毎日新聞デジタル」)との見方も。泉代表が衆院憲法審査会の開催に積極的な維新の馬場伸幸代表に対し、競馬の走路状況に例えて「(自民党が走りにくい)『重馬場』であってほしい」と皮肉ったことに維新は猛反発。共闘解消論まで浮上し、「党首間の亀裂が修復する見通しは立っていない」(同「時事」)などと共闘の行方が不透明な現状を明らかにした。

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