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石井啓一幹事長に聞く
全員当選、断じて/後半戦23日(日)投票、1213候補が挑む
統一地方選の後半戦となる一般市議選と東京特別区議選(足立、葛飾の2区を除く)が、きょう16日(日)告示、町村議選が18日(火)に告示され、ともに23日(日)に投票日を迎えます。公明党からは1213人が挑みます。石井啓一幹事長に全員当選への決意を聞きました。
■(前半戦の教訓)“1票への執念”最後まで
――前半戦の結果について。
石井啓一幹事長 前半戦の道府県議選・政令市議選で、献身的なご支援をいただいた党員、支持者、そして創価学会員の皆さまに心から感謝と御礼を申し上げます。
公明党は立候補した342人のうち340人が当選し、前回2019年の当選者数から2人増となりました。一方、愛知県議選の春日井市と大阪市議選の都島区で惜敗しました。当選者の4人に1人は新人で、世代交代を確実に進めることができました。女性当選者は前回より21人増え、63人になりました。
党派別の当選者数は、道府県議会で自民党、立憲民主党に次ぐ第3党となり、政令市議会では自民党に次ぐ第2党を堅持しました。
――後半戦に生かす教訓は。
石井 “1票”への執念を持って最後まで拡大し抜くことです。前半戦は多くの激戦区で最終盤まで当選圏外でしたが、劣勢をハネ返して逆転勝利を収めることができました。
例えば、京都市議選の下京区では、前回6票差で惜敗した相手に19票差で競り勝ちました。同市議選の中京区では次点と4票差で勝利をもぎ取りました。前回4票差で涙をのんだ大阪市議選の東成区も、僅差で議席を奪還。こうしたドラマチックな展開が各地で繰り広げられました。
■物価高、子育ての実績・政策に手応え
全国を回って感じたことは、有権者から寄せられる、公明党の実績への信頼と政策への期待でした。電気・ガス代などの物価高対策や、「子育て応援トータルプラン」のように地に足の着いた政策を語るたびに、票に結び付く手応えを感じました。
■(何を訴えるか)
――後半戦で特に訴えることは。
石井 コロナ禍や物価高の影響に加え、人口減少が深刻な問題となっている地域が非常に多いです。地域のために働いているのは誰か。住民にとって一番身近な地方政治の担い手を託せるのは「公明党議員しかいない」と訴え、断じて全員当選を果たします。
■「小さな声を聴く」「ネットワーク」/公明の“力”で地域を前に
公明党の候補には、住民の悩みや不安を受け止める「小さな声を聴く力」と、国会議員と地方議員が連携して政策を実現する「ネットワークの力」があります。こうした他党にない強みを生かし、地域を前に進めていけるのが公明党です。
後半戦に挑む公明党予定候補1213人のうち、約5分の1に当たる252人が新人です。さらに、その約半数を女性が占めます。
後半戦の特徴は、定数の多い大選挙区制で実施されることです。このため、新人、現職にかかわらず、“1票”を争い、前半戦以上に僅差で勝敗が決まることが予想されます。加えて、選挙期間は一般市・東京特別区議選が7日間、町村議選が5日間という“短期決戦”ですから、爆発的な拡大の勢いが重要となります。
■結党60年へ基盤固める
――最後に決意を。
石井 来年11月、公明党は結党60年を迎えます。国政で与党として、数多くの政策を実現できるのも、地域に深く根差す地方議員がいればこそです。後半戦で1213人の全員当選を果たし、党の基盤をしっかり固めていきます。
私自身、死力を尽くし、先頭に立って戦います。皆さまの絶大なるご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。