■臨時交付金拡充が必要

　山口代表は、神奈川県大和市内で開かれた時局講演会で、国民生活を直撃する物価高などに対し「公明党は小さな声を聴き、ネットワークを生かした政策実現力を発揮していく」と力説した。

　山口代表は、公明党の訴えにより、ガソリンなど燃油代や、電気・都市ガス代の負担軽減が実施されていると強調。さらに、公明党が創設・拡充をリードしてきた地方創生臨時交付金の増額を政府に提言するなど「地方議員と国会議員が連携して財源を確保し、地域の実情に合った物価高対策を実現する」と訴えた。

　大手電力会社による家庭向け電力の規制料金の値上げ申請に関しては「（国は）厳しく中身を審査する必要がある」と主張。食料品の値上げが続いていることから、追加の物価高対策を政府に要望する考えを述べた。

　会合では、神奈川県議選に挑む谷口かずふみ県議（大和市）が必勝への決意を表明した。

　このほか、山口代表は横浜市内で行われた時局講演会にも参加。神奈川県議選に挑む鈴木ひでし県議（横浜市鶴見区）、横浜市議選に挑む福島直子（中区）、仁田まさとし（南区）両市議が決意を語った。

　石井啓一幹事長は、広島県内各地で開かれた街頭演説会に駆け付け、現場の声を受け止め政策を実現してきた公明党の実績を力説するとともに、統一地方選の勝利へ絶大な支援を訴えた。広島県議選に挑む井上けんいちろう（広島市中区）、あいざわ孝（呉市）の両氏が激戦突破へ決意を表明した。

　高木陽介政務調査会長は、さいたま市内で開かれた時局講演会で、子育て支援など多彩な実績を紹介しながら、支持を訴えた。さいたま市議選に挑むやなか信人（浦和区）、上三信あきら（西区）両市議が決意を表明した。

　斉藤鉄夫副代表（国土交通相）は、北九州市門司区内での街頭演説会に、福岡県議選に挑む、いなまた進一党県青年局次長（北九州市門司区）と共に参加し、統一選勝利へ支援を訴えた。