ネットワークで暮らし守る
山口那津男代表ら党幹部が各地で訴え
統一地方選前半戦の告示(3月31日)まで約1カ月と迫る中、公明党は勝利に向け、全国各地で党の実績や政策を訴えている。25、26日も、山口那津男代表ら党幹部が各地の街頭演説会や時局講演会に駆け付け、絶大な支援を呼び掛けた。
■物価高対策に全力
山口代表は26日、名古屋市千種区で行われた街頭演説会に駆け付け「政策を実現していくため、公明党を押し上げていただきたい」と述べ、たなべ雄一市議(市議選予定候補)の勝利へ絶大な支援を呼び掛けた。
山口代表は、公明党が物価高騰対策として昨年から実施させた燃油価格の負担軽減措置を今年9月まで延長させたことを紹介。加えて、電気・都市ガス代の引き下げが1月使用分から始まっていることを述べ、今後も物価の動きを見て、必要な措置を取っていく考えを示した。
国の地方創生臨時交付金については、公明党の働き掛けが実り、継続的に自治体に配分されてきたことに言及。各地で公明党の地方議員が同交付金を基に小中学校給食費の値上げ回避や水道料金の負担軽減を推進したとして「こうしたネットワークを生かした実現力が公明党の特長だ」と力説した。
山口代表は同日、同市の緑区で、おか明彦・愛知県議(県議選予定候補)、中川区で、いぬかい明佳県議(同)、木下まさる市議(市議選予定候補)、月森たくや党副支部長(同)と共に街頭演説を行い、各予定候補への支援を訴えた。
山口代表は25日夜、横浜市緑区の時局講演会に出席し、高橋まさはる市議(市議選予定候補)への支援を呼び掛けた。
■子育て支援、児童手当の拡充めざす
石井啓一幹事長は26日、埼玉県伊奈町での街頭演説会に、とのべなおの氏(県議選予定候補=上尾市・伊奈町)と共に出席し「公明党のネットワークがあればこそ物価高対策などが実現できる」と訴えた。石井幹事長は、公明党の訴えで電気・都市ガス料金の負担軽減策が進んでいると強調。LPガス(プロパンガス)料金の負担軽減など追加対策について「3月中旬に政府に具体案を出し、必ず実現させる」と力説した。
子育て支援では、児童手当の拡充に向け「所得制限の撤廃、対象年齢の引き上げ、支給額の増額で、抜本的な拡充を実現したい」と訴えた。
石井幹事長は同日、同県新座市で安藤ともき県議(県議選予定候補)の時局講演会、さいたま市大宮区で服部つよし市議(市議選予定候補)の街頭演説会に駆け付けた。