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公明ニュース

自公結束し連立堅持

政治の安定「揺るがさず」

2023年5月31日付

 岸田文雄首相(自民党総裁)と公明党の山口那津男代表は30日昼、首相官邸で会談し、次期衆院選などに向けた自公両党の選挙協力を東京都に限って解消したことについて、自公連立の枠組みに影響させない考えで一致した。その上で、今後の政権運営について「自公連立の意義や大局を大事にしながら、連立政権をしっかり保ち、政治を揺るがすことがないように継続していく」ことを確認した。

自公党首会談後、記者団の質問に答える山口代表=30日 首相官邸
自公党首会談後、記者団の質問に答える山口代表=30日 首相官邸

 両党首は、次期衆院選小選挙区「10増10減」に伴う自公間の候補者調整について、両党幹事長を中心に進めていく方針を共有。岸田首相は「丁寧に対応していきたい」と述べた。

 一方、山口代表は、日本が議長国を務め、21日に閉幕した先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)について「大成功だった」と高く評価。両党首は、今回のサミットの成果を今後の取り組みに生かしていくことで一致した。

 終盤国会の対応では、6月21日までの会期内に重要法案が成立するよう政府・与党が結束して国会対応に当たっていく重要性を確認。山口代表は、LGBTなど性的少数者に対する理解増進法案について「自公で法案を国会に提出し、野党案も出そろっている。立法府として合意形成に努めたい」と力説した。

■(山口代表)幅広い民意を生かす政権運営、自公でこそ

 会談終了後、山口代表は記者団に対し、自公連立政権の意義について「国民の幅広い民意を受け止める力は、自公連立政権ではるかに広くなる。受け止めた民意を議論し、合意を作り出す経験と知恵は今も保っている」と強調した。

 その上で「選挙協力で自公の議席を最大化することによって政権の安定を保ち、それが課題解決につながっていくという好ましい意義もある。連立政権にとって公明党の存在は極めて重要だ」と力説し、「この基本認識は自民党と共有している」と述べた。

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