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線状降水帯

線状降水帯発生のイメージ

 最近、「線状降水帯が発生。災害の恐れ」といった報道が増えています。

 「線状降水帯」とは、雨雲の基となる暖かく湿った空気が流れ込むことで積乱雲が発生し、上空の風に流されて移動した後に新しい積乱雲が次々と発生して線状に連なり、大雨が長く続く雨域を指します。気象庁では、線状に伸びる長さが50~300㎞、幅が20~50㎞の状態になるものを線状降水帯と称しています。

 「ゲリラ豪雨」は発達した積乱雲一つから局地的に短時間降る大雨であるのに対し、「線状降水帯」は同じ場所で次々に積乱雲が発達して連なり、大雨が同じ場所で長時間続きます。数時間で平年の1カ月分の降水量になるケースもあるため災害につながりやすく、警戒が呼び掛けられています。

 気象庁は今年6月から線状降水帯の予測を始めました。発生の恐れがある場合、半日から6時間前までに予測を発表するとし、7月に相次いで発表。ただ、線状降水帯のメカニズムは未解明な点も多く予測は難しいとされ、予測精度の向上が今後の課題と指摘されています。

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