“いまさら聞けない”ニュースワード
安保3文書
![安保3文書 1. 国家安全保障戦略 2. 国家防衛戦略 3. 防衛力整備計画](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fimages.prismic.io%2Fkomei-denshi%2Feebc888f-c9e9-4386-b827-ce701feb1e1a_3_2_FM_b628898e27.webp%3Fauto%3Dcompress%2Cformat%3Fw%3D1000%26h%3D666.015625&w=2048&q=75)
安保3文書とは、日本の安全保障の最上位政策文書となる「国家安全保障戦略」。防衛の目的と手段を示す「国家防衛戦略」。保有すべき防衛力の水準を達成するための中長期的な整備計画となる「防衛力整備計画」です。北朝鮮のミサイルから国民を守るには、防衛力の強化が欠かせません。その体制をつくるために、政府は安保3文書を閣議決定しました。
これにより、ミサイル攻撃に対する反撃能力を保有することになりますが、あくまでミサイル攻撃を思いとどまらせる抑止力の向上が目的です。反撃能力は日本に対する武力攻撃が開始された時、やむを得ない必要最小限の自衛の措置として実施される専守防衛の範囲内です。憲法9条の専守防衛の下、非核3原則や軍事大国にならないとの基本は不変です。